ファシリテーションを学ぶには

ファシリテーションを学べるスクール、研修のご紹介

読書で知識を得るだけではなく、ファシリテーションが実際に「できるようになる」には、
専門的な学校に通うか、セミナー・研修に参加することが有効な手段です。

ファシリテーションは「コミュニケーションの総合技術」とも言え、
少し調べただけで簡単に習得できるスキルではありません。
一朝一夕では身につかないので、ファシリテーションの経験が豊富な
専門家や講師に教えてもらうのが習得の近道です。
直接講師に教われば、不明点や疑問点をすぐに聞けて解決できます。

「どこで学ぶか?誰に学ぶか?」ということもとても重要です。
ファシリテーションのテクニックだけではなく、
ファシリテーターとしての視点や心構え等深い理解を得られる講師から学べば、
基本が揺るがず、どんな場面でも応用して対処していくことができます。

また、自分の住所の近くの講師であれば、繰り返し参加して、新たな疑問を尋ね、
学びを深めていくことがやりやすくなります。

独学でファシリテーションスキルを習得できないわけではありませんが、
研修に参加すれば最短距離で効率的に能力を向上させられます。

ファシリテーション研修では何が学べるの?

当MiNO1ファシリテーションオフィスでは、ファシリテーションについて体系的・実践的に
学べる研修やセミナーを定期的に開催しています。

その研修・セミナーでは、本ページで紹介したコツやスキルを更に詳しく、
様々なワークを通して体験的に学ぶことができます。

まず学べるのが、会議やミーティングの場の作り方に関するスキルです。
会議前にどんな準備をすれば良いのか、どんな会場を選ぶべきなのかスキルを習得できます。

また、会議をスムーズに進めるために必要不可欠なコミュニケーションスキルも
ファシリテーション研修で学べるスキルの1つです。

参加者の本音が聞き出せる話の聞き方や質問の仕方など、
会議で役立つコミュニケーションスキルを数多く学べます。

さらに会議が違う方向性に向かってしまった時に軌道修正するためのスキル、
参加者同士で意見が激しく対立してしまった時の対立解消スキル、
最終的な結論をわかりやすくまとめるスキルなども学べます。

ファシリテーション研修のカリキュラム

当オフィスの標準的な1日研修カリキュラムは以下の通りです。

ファシリテーション研修カリキュラム

⒈ そもそも会議とは?
   ・会議の本来の意義
   ・会議にふさわしい事、ふさわしくない事
  ・あるべき会議の姿(議題の選び方、参加者の人選、時間と場所等)

⒉ ファシリテーションとは?
  ・ファシリテーターの役割
  ・司会や議長との違い
  ・ファシリテーターに求められるマインドセット
  ・基本の7つのタスク
  ・問題解決の流れ

⒊ ファシリテーターのスキル
  ・基本の7つのスキル
  ・会議前に準備しておくべきこと
  ・場をつくるスキル
  ・必須の質問スキル
  ・意見を引き出すコツ
  ・意見をまとめるコツ
  ・合意形成のポイント
  ・困った時の介入のスキル

⒋ ファシリテーション実践演習
  ・コンセンサスゲーム
  ・リアルテーマでの会議ファシリテーション演習
  ・ふりかえりディスカッションを通した学びの落とし込み
  ・フィッシュボウル形式*での演習(人数によって実施)
   
   ※フィッシュボウル形式…参加者を実施グループと観察グループに分け、実践と観察を交互
    に行う演習方式。「自分ならこういう時どうするか?」と俯瞰的に考えることで、実践だ
    けでは気づきにくい点に気づけたり、実践体験をふりかえりやすいメリットがある。

ウェブサイトや本等の媒体から知識を習得するだけではなく、
ファシリテーションについて総合的・体験的に学べるのが、ファシリテーション研修の魅力です。