ファシリテーションとは?


「ファシリテーション」という言葉、最近では目にすることも増えましたが、
何だか曖昧で、分かるような分からないような言葉かと思います。

その意味は、一言で言えば、「やりやすくする」です。

英語のFacilitateという動詞が由来ですが、その語義は「容易にする。促進する。」です。

物事を容易にできるようにすること。簡易化。

デジタル大辞泉

ですので、広い意味ではどんなことでも当てはまるのですが、
一般的には、会議等の「グループの活動を促進すること」の意味で使われます。

企業や学校、地域のコミュニティなどの組織の会議などでグループ活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援を行うこと。
またはそのための手法や技術のこと。

人材マネジメント用語集

人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。
集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を
支援し促進していく働きを意味します。

日本ファシリテーション協会


私なりの言葉で言うと、会議では
話しやすく、決めやすくする」ことがファシリテーションです。

では、何が従来の会議の司会進行と違うのか?
という疑問を持たれることと思います。

大きな違いは、従来の司会進行が議事次第を型通りに進めていくイメージだとしたら、
ファシリテーターは積極的に場に関わって「話しやすく、決めやすくする」ための
あらゆる工夫をすることです。

具体的には、

<話しやすくする>
 
①的を絞る(会議の目標=決めたいことを「問い」の形にして示す)
 ②安全な雰囲気をつくる(「どんな意見も歓迎」という言葉や、明るい表情や声、ルール等)
 ③全員に発言機会を与える(順序や意見の出し方を工夫する)
 ④発言に肯定的な反応を示す

<決めやすくする>
 
⑤意見を掘り下げる質問をする
 ⑥板書する
 ⑦整理する(分類する)
 ⑧判断基準を明確にする
 ⑨決定事項を確認する
 ⑩時間を管理する


と言った行動です。


そのためには、

「参加者主体」 (ファシリテーターは脇役)
「中立公平」  (全員を公平に扱う)
「プロセス管理」(ファシリテーターは意見の内容ではなく、過程と環境を管理する)

という視点、心構えがファシリテーターには求められます。

従来の司会進行よりも、参加者の意見を引き出し、まとめるスキルが高度になり、
緻密になったものと言えるかと思います。

MiNO1ファシリテーションオフィス